ハッセルブラッド(Hasselblad) シリアルナンバー(製造番号)から分かる製造年と売れるポイント

ebayカメラ輸出のメーカーの中でもハッセルブラッド(Hasselblad)は売れるメーカーの一つです。

確実に押さえておくべきメーカです。

なぜかって、めっちゃ利益が取れるからです。人気もあるし。

 

当たり前ですがフィルムカメラ系なので年々数は減っていっています。

5~7年前までなら毎月のようにハッセルは仕入れられてましたが

今ではなかなか利益が取れるようなハッセルは出てきませんね。

 

カメラ屋でも高くても売れるのでなかなか価格を下げないのです。

それだけハッセルは仕入れ難くなっているメーカーですね。

 

ただ、ハッセルはかなり人気なので高回転します。

特に箱付き、付属品で綺麗な商品はかなりの高額で取引可能なのです。

 

みなさんはハッセルの基本をしっかり押さえていますか?

表題のシリアル番号の内容だけを知りたいという人は下記の目次から飛んで

その部分だけご覧ください。

 

           目次

 

ebayカメラ輸出でのハッセルブラッド(Hasselblad)の売れ筋商品

 

ハッセルブラッドは全体的に売れ易いメーカーです。

カメラもレンズの付属品もよく売れますし早いです。特にこれがというのは無いくらいに全体的に売れますね。

 

ハッセルブラッドが人気になったのは多分、何年か前にやまピーが主演のドラマでカメラマン役か何かだったと思います。

結構前かもしれません。笑

その時にこのハッセルブラッドのカメラとかニコンのフィルムカメラとか使ってたんです。

おそらくですがそれで結構一段と人気に火が付いたと思うんです。その後に「カメラ女子」とかブームになったと記憶してます。

 

このハッセルはそれだけじゃなく、そもそも昔から人気でした。

人類が初めて月に着陸したあのアポロ11号に搭載されたカメラがハッセルブラッドだったんです。

それだけ機能的にも優れていたのです。

 

ま、そんなこんなのうんちくもありますが

とにかくebayカメラ輸出で稼ぐならハッセルブラッドというメーカーは押さえるべきです。

 

その中でも人気が高いカメラ商品と言えば

 

Hasselblad 500C/M+CF80mm f/2.8のセット

このセットは昔から本当に人気が高いです。

綺麗で相場より少しでも安く売れば速攻で売れちゃうほどです。

 

数年前は相場的に$1,000ほどで売れてましたが、今ではだいたい$1,500前後まで相場は上がっていますね。

多分また数年で$2,000まで間違いなく上がっていくでしょうね。

この辺は箱付きで綺麗なものがあれば数年寝かすだけでも2倍ほど上がるでしょうね。

もう資産と同じですよね。変な金融商品より確実かもしれませんね。

 

しかも500CMには限定バージョンがあったりゴールドバージョンがあったりします。

こういうのを仕入れられれば利益幅はかなり大きいと思いますよ。

 

HasselbladのCレンズとCFレンズはハズレが少ない

 

ハッセルのC、CFレンズはebay輸出においてはハズレがあまり無いという印象です。

あとCFiレンズなんかも。価格的には5万円以上の高額商品にはなりますが。

 

特に標準レンズは鉄板でしょうね。

Cの80mm f/2.8もCFの80mm f/2.8はどちらもかなりの人気です。

Cの80mmは綺麗なものなら$900とかで売れてたりもしますね。探してる人が多いです。

利益が出る価格で仕入れるのも今では少々難しくなってきてますけどね。

 

シルバーのスターマーク付きのCの80mm f/2.8なんかはもうレア商品レベルですよね。

このスターマーク付きとそうでないのとはもう価格的に数万円違ってきますので。

しかもこういう事を知らない出品者とかもいたりするんです。ヤフオクとかメルカリでも。

知っているか知らないだけなんですけど。そいうちょっとした知識で差が出るんです。

 

ハッセルは全般的にレンズは人気ありますのでハズレは少ないと思います。

今まで1度もハッセルを仕入れた事が無いという方は是非チャレンジすべきです。

 

Hasselbladのカメラで言えば 500CM、503CX、503CXi は人気

その他の人気のカメラで言えば

500CMと503CX、503CXi  あたりですね。高額ですが今でもかなり人気です。

こちらも高額商品にはなりますが。

500CMより価格的に高いのが503CXになりますし、それ以上高いのが503CXiです。

この辺のカメラを仕入れられればかなり短期間で売れるでしょう。

 

これは後で言いますが、こういうカメラ類はシリアル番号がある程度大事になってきます。

カメラ、フィルムバック、そして箱などあれば箱にもシリアルが記載されているので

その番号と中身の番号が一致しているのかとか。こういうマニア的な目線が必要になってくるのです。

 

そしてスクリーンとかもちゃんと標準が搭載されているのか、

あるいはもっと上位のスクリーンが搭載されている場合はさらに価格はあがったりします。

 

Hasselblad(ハッセルブラッド)は 付属品も人気でよく売れる

付属品類で言えば、フィルムバック、ストラップ、グリップ、スクリーン、フィルター類でしょうか。

 

フィルムバックはよく売れる。1型~4型がある。

ハッセルのフィルムバックもよく売れますよ。人気です。

A12が基本ですね。これも古い型から新しい型があるので。

もちろん新しいものの方が高く売れます。1型~4型の形、特徴をしっかり覚えてくださいね。

これは外観が違うのですぐ分かると思います。

 

フィルムバックは1つ注意点があります。「光線漏れ」です。

フィルムバックの横の隙間から少しでも光が入ると写真が白くなって使い物になりません。

ただ、光線漏れかどうなのかは実際に写真を撮ってみないと分からないのです。

なので注意点と言いましたが実は注意しようがないというのが現状です。

 

なのでしっかりと検品しているカメラ屋から仕入れるのが良いかと。

ただ、光線漏れの確率で言えば低いというのもありますが。ただ100%ではないので。

光はだいたい引き蓋を差し込む部分から漏れて入ってくるので

引き蓋との間に明らかな隙間があるのは仕入れない方がよいですね。

でも正直見ても判断がつかないでしょうね。

 

あとはボディーとしっかり噛み合うのかもチェックすべきですね。

ボディーに装着してしっかりシャッターが切れるのかどうかですね。

 

付属品のストラップ、グリップ類、スクリーンも人気です

ハッセルブラッドのストラップは見れば分かりますが革製が多いです。

革でしっかり作ってあるので、相場的には$50~$150ほどですね。

ワイドストラップから細いのもあったりします。いろいろありますが基本的によく売れます。

 

グリップ類も結構種類がありますが全体的に売れます。

なかな出品されないレアなグリップとかもあるので検索してみてください。

 

スクリーン類も売れますね。

スクリーンと言っても10種類以上ありますから。

他のメーカーのスクリーンもあったりするので見わけも必要になります。

特にアキュートマットというスクリーンは明るく見やすいので高額です。

中古でも$250~$300しますね。

このスクリーンも種類が多いので単品でも売れます。

 

ハッセルブラッド(Hasselblad)のシリアルナンバー(製造番号)で何が分かるのか

 

他の製品にもそうですがカメラには必ずシリアルナンバーがあります。

ハッセルブラッドも同じで中判カメラのボディー、レンズ、フィルムバックには全てシリアルナンバーが記載されています。

ハッセルブラッドはシリアルで製造年が分かるのでその番号次第では高く売れたり、アピールポイントになったりします。

 

ハッセルブラッド(Hasselblad)のシリアルナンバー(製造番号)からその商品の分類と製造年が分かる

下記の写真を見てください。

これは人気の500CMのボディーでシリアルナンバーが記載されている部分です。

 

上記の写真は500CMのボディーの写真です。シリアル番号は「RC 1304502」となっていますね。

この「RC」というのは1文字ずつ数字を意味していて、それが製造年を示しているのです。

暗号のように感じるかもしれませんが、見方はこうです。

VHPICTURES(Viktor Hasselblad Pictures)
1234567890

上記のようにハッセルにはシリアルナンバーの年代を調べる時にルールがあるのです。

VHというのは創業者の名前ですね。Viktor Hasselblad

PICTURESというのは文字通り写真という意味。名前+写真で合計10文字で1~0までという事です。

それをシリアルナンバーの初めの2文字をみて上記のルールに当てはめるという事です。

 

例えば上記の写真の「RC」はR=8、C=5で1985年という意味です。

このカメラボディーは1985年に生産されたという事です。

 

フィルムバックにもシリアルナンバーがあります。

上記は右側がフィルムバックで左側はフィルムバックの中の部分です。

フィルムバックの中の部分にも3桁のシリアルがあります。

上記の写真では「RU」なので「1987年」ですね。

で、中のシリアル3桁は「467」となってます。右側のシリアルの末尾3桁も「467」ですね。

という事は「フィルムバックの外側と中身のシリアルは一致している」となるのです。

一致している方がどちらかと言うと売りやすいですね。

不一致という事は中身が本来あったものと違うという事になるので。

マニアの方とか拘りがあったりする人は嫌がる人もいます。

 

ハッセルブラッド(Hasselblad)を上手く売るコツとポイント

 

 

ハッセルブラッドは製造年とかでレア度が違ったりちょっとした表記の違いなどでアピールポイントがあったりします。

こういうのを知っているのか知らないかで意外とバイヤーから「プロだな」と思われるのです。

要するに「このバイヤーはハッセルの事をしっかり知っている」と思われるという事です。

 

こういう事を知っていると売るポイントが見えてきたりします。

ハッセルブラッドのカメラ、レンズを売る時に押さえておきたいポイントがあります。

ハッセルブラッド(Hasselblad)のシリアルナンバー(製造番号)の写真をしっかりアップで撮る

まずは他のフィルムカメラもそうですが

シリアル番号というのは結構大事なんです。

NikonもCanonもそうですがハッセルも同じでシリアルに情報が隠されていたりするからです。

 

なので売る時は必ず写真でしっかりとシリアル番号を見えるようにするという事。これ基本です。

特にボディー、フィルムバック、レンズは。

できれば「このカメラは1990年に製造されたカメラです」と一言書くだけでも

「あ、このセラーはちゃんと知っているセラーだな」と思われます。

 

たまにあるのですが、ボディーとフィルムバックが同じ年代の商品です。

こういう時はアピールすべきですね。同じ年代に生産された商品ですと。

 

やはりマニアというのはこういう部分に惹かれるのです。

番号が違う商品より一致している商品の方が良いのです。

また発売当時のストラップとかフード、純正フィルター、グリップなど付属していたら

かなりのアピールポイントになるのです。

 

特に500CMとかはボディーの中のバルパス材は割れているのが殆どなのですが

稀に割れていないボディーに出会ったりするわけです。

こういう商品に出会ったら超アピールします。

「このカメラは外観は少々キズがありますが何と、中のパルパス材は割れていません

これはかなり希少ですね」と。

こういう事って全ての日本人セラーは知らないわけです。

この一言で買う人もいるのです。

 

出品するハッセルブラッド(Hasselblad)の商品の写真を細かく鮮明に撮る

細部に拘りがある特にフィルムカメラとかオールドレンズは

見せるべきポイントをしっかり細部まで写真で、しかもアップで見せられているのか?というのもポイントなのです。

普通に他のカメラと同じように写真を撮っていたのではダメです。

 

例えば500CMなら上記でも言いましたが、シリアル番号ですね。

そしてパルパス材が割れていないならボディーの中もしっかり撮ってアピールすべきです。

また底部が綺麗な商品もアピールし甲斐があります。

ほとんどのカメラは底部には傷があったり「独特の黒い塗料」が結構はがれていたりします。

この「黒い塗料」が剥がれずに綺麗な状態にあるようなら、この部分もアピールすべきなのです。

 

要は中古カメラなので1つ1つ状態が違いますよね?

そのカメラの良い部分を探してしっかりアピールするという事なのです。

 

出品するハッセルブラッド(Hasselblad)は付属品までしっかり撮影する

そして500CMのセットのようにレンズとフィルムバックだけじゃなく

ストラップとかフードとかいろんな付属品がある場合もありますよね?

そういうセット品の時はまとめて写真を撮るのではなく、付属品も1つ1つしっかり撮影すべきです。

 

なぜかってハッセルブラッドの場合は付属品も結構な値段するからです。

ストラップも革でしっかり作っているし$200とかするのもあったりしますし

フィルターだけでも$60-80したりしますので。

 

そしてバイヤーは細かい付属品の状態もしっかり把握したいのです。

でも、多くのバイヤーはそこまで細かく見せてません。

「はい、これで付属品全部ね」みたいな感じで1枚の写真だけだったりします。

「この商品はここをもっとアップで見たいのになー」というバイヤーの声は届いていないようです。

 

こういう写真の撮り方ひとつでバイヤーから「選ばれる」のです。

ebayカメラ輸出ハッセルブラッド(Hasselblad)のエピソード

 

 

海外から直接日本までコウの商品を買いに来たバイヤーがいました。1回きりでしたが。

その商品がハッセルブラッドでした。ハッセルの503CXの特別バージョンの革が青色の商品です。

確か$7,000近い価格で販売したと思います。

 

台湾から彼女と一緒にきました。

彼女が日本語を喋れるので通訳してもらいながらお話しました。

関税など考えると直接日本で購入した方が安いと言ってました。

また彼女も日本が好きなので旅行も兼ねて一石二鳥だと。

 

駅近くのホテルのラウンジで喋ったのを覚えています。

その男性は30代前半でハッセルブラッドのマニアです。

学生の時にハッセルブラッドのカメラに出会ったのがきっかけみたいです。

そこからずっとハッセル沼にはまっているそうで、数々のレア商品を購入していると言ってました。

 

直接取引なので一発15万以上儲かったと思います。

その後も直接取引で2回ほど美味しい思いをさせていただきました。

 

このようにマニアは欲しい商品があれば少々高くても買うのです。

もう欲しいという意欲が普通ではないのです。

実際にコウが出品した商品は年に数回売れている程度でした。

 

フィルムカメラは特にレア商品があるので

こういう商品はやはりマニア心をくすぐるような仕掛けがあれば

欲しくてたまらないので仕掛けがあるのさえもわからずその罠にはまってくれます。笑

 

こういう仕掛けがしっかりあるセラーと無いセラーでも差がでるでしょう。

また常にバイヤーの心理状態を考えられるセラーこそ

今後も残っていけるセラーだと思います。

 

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