みんな初めは初心者です。
その初心者の時に悩みをうまく解決できるかによって結果は変わります。
初心者の気持ちになってお話したいと思います。
そしてコウがそいうい悩みをどう解決してきたかも。
目次
買うのが怖い
みなさんも初めは怖かったんじゃないですか?
みんなそうですよね。
売れるかどうかも分からないカメラをポンポン買える人なんていません。
でもカメラなりレンズなら付属品でもそうです。
買わないと何も始まらないわけです。
コウももちろん経験しました。
数万円もする商品です。
まずはebayの場合、アドバンスドサーチで相場を調べますよね。
実はその時に初心者が間違ってしまうポイントがあります。
それは「相場の価格を高く設定してしまう」という事です。
例えば10,000円で仕入れたカメラボディーがあるとします。
アドバンスドで相場を見ると一番上は$250ほどで売れています。
相場というのは価値が高いとバイヤーが認めているのでその価格で買うわけです。
上記の中古のカメラボディーの場合だと
相場の一番上は「Mint」=新品同様という商品がますは並びます。
その中でも箱付き、付属品付きがやはり高値で売れるので上にきます。
その次は単品のボディーの「Mint」ですね。
その次は順番に言えば「Near Mint」です。
一般的には少し傷があるがかなりキレイという意味です。
そして次に「Excellent」ですね。
一般的には良品~美品くらいですね。
Excellent+++とか+の数で表記を別にしてランクを分けているセラーもいますね。
次に並ぶのが「Very Good」とか「Good」とかという表記の商品です。
一般的には上記の順番で相場の価格は形成されます。
初心者がよく陥りがちな間違いは
「一番上あたりの価格で売れる」と勘違いすることです。
上記の例で言えば$200~$250付近ですね。
その価格で売れると思っちゃうんです。
もちろんいずれはその価格で売れていきます。
でも評価も少ないし信頼もまったくないセラーからバイヤーは買いにくいのです。
自分がバイヤーの立場だったらどうです?
この場合、$200でも初心者には売れにくいのです。
仕入れた商品がそれなりの美品クラスだったとしても
おそらく売れるのは $150~$170前後 でしょう。
利益で言うと3,000円前後です。
この時点で$200と$150では相場で大きな差があるのです。
$200で売れると思ったカメラは
実は初心者には $150 でしか売れない。
相場価格で$50の差が出るのです。
相場価格で5,000円以上の差は大きいですよね。
始めはリミットも少なく何より評価数も無いしTRSでも無いので薄利でもOKです。
いずれしっかり利益は取れるようになるので。
初めから大きく利益を取ろうとするより薄利でまずは「売る」「売れる」という感覚を持てるようにすべきです。
まずは仕入れる商品の相場をしっかり調べる事です。
「欲張らず、初心者の相場」で認識すること。これがまず大事です。
今の初心者の自分がどのへんの価格で売れるのかを把握すべきです。
そこを認識して商品を仕入れるようにすれば大きな赤字はありません。
あとは「勇気をもって買う」しかないですね。笑
そして「売れる事を体感する」。
そうすれば「あ、カメラってしっかり売れるんだ」となってきます。
モチベーションも上がってきますよ。
ポイントは「利益は欲張らない」事です。今は。
だって相場って売れたものの結果ですよね。
その価格売れてるんですから。売れないわけないんです。
不良在庫にしたくない
そりゃみんな不良在庫にはしたくないですよね。
でもモノとタイミングと価格設定によっては在庫期間が長くなる商品もありますよ。当然。
コウは平均$1,000の商品を並べてたので
$4,000とか$5,000の商品なんかも結構ありましたね。
そういう商品って2-3ヶ月在庫になるのはザラです。半年とかもありましたね。
それは在庫にできる資金的な余裕があるからです。
強気な価格設定にしていたので価格は下げませんでしたね。笑
ごっそり利益ほしかったので。
回転重視で薄利多売なら価格をドンと下げて回転させればいいのです。
要は作戦次第です。そういう作戦で売るのかです。
これは仕入価格と密接に関係してくるのですが
仕入値が高いとおのすと下げられる価格の幅が無いですよね。
安く仕入れられれば結構価格を下げても利益が取れるわけです。
なのでどこまで下げられるかは仕入れ次第なんです。
通常、相場をしっかり見て仕入れれば15%~20%は普通に取れます。
それ以上の仕入れは普通にお店で提示された価格で素直に買っていたのでは無理ですけど。
なので例えば相場で15%の利益が取れる商品を
5%の価格設定にすれば売れませんか?って話です。
売れますよね。当たり前に。利益はほとんど無いですが。笑
経験的にカメラって不良在庫になったことはありません。
チャラで価格設定すれば売れます。笑
しませんが。
特に海外輸出の利点の1つが消費税還付です。
仕入値が3万円のカメラを販売する場合
利益チャラの価格で設定した場合でも、仕入値の8%は還付されるわけです。
ということは3万の8%なので2,400円は還付されます。
仕入値チャラで売っても実質的には2,400円の利益があるわけです。
だから全てのカメラを仕入値チャラで設定して「数と資金で勝負じゃ~」って感じで
出品している人知ってますから。笑
だから月の仕入値が500万円の場合、消費税還付の8%分だけで利益40万なわけです。
こんな戦略とられたらこういうセラーにあなた勝てますか?笑
仕入値チャラで売られるんですよ?
ま、でも資金も潤沢にあって3,000万仕入れを月に販売したら8%で240万ですからね。
資金さえあればそんな作戦もとれるわけです。
チャラにしなくても5%取るだけでも全然他のセラーを出し抜けますよね?
話がそれましたが
不良在庫の問題は不良在庫にするような価格設定にしてるから
不良在庫になるだけの話ですね。
不良在庫にしないためにも
仕入値を下げる努力をしないといけないという事ですね。
売れないカメラはありません。
そのモノに対してお客様が納得するような価格じゃないから買わないし売れないだけ。
納得するような価格を提示したら買うんです。
答えになってるかな?