※この記事は過去のメルマガのバックナンバーです。
長年カメラ転売をしていると
日本のカメラ業界というか
中古カメラ屋さんの世界が見えてきます。
いわゆる日本の中古カメラの流れですね。
どこからどこにどれくらいの価格で流れてるのか。
数年だけ国内カメラ転売をやってるとか
店が提示する表示価格で仕入れてる人には
多分見えてないと思います。
そういう人はまずそんな事をあまり考えないし
行動すらもしないと思うので。
カメラ転売をしているほとんどの人の仕入先って
おおよそヤフオクが大多数なんですよね。
なぜヤフオクかって単純に安いからでしょう。
確かにヤフオクは安いです。
ただ致命的なデメリットがあるんです。
これに関しては過去のメルマガにも
多分ブログにも書いていたと思います。
長期に稼ぐためには普通にヤフオクだけで
仕入れていたのでは多分厳しいと思います。
特に月に100万をコンスタントに稼ぎたいなら
安定的な仕入先をどう確保するかという問題を
クリアーしないと安定的には稼げません。
この１点のみがカメラ転売の生命線です。
「うわべ」だけの仕入れをしている人は
今後間違いなく淘汰されていきます。
月20とか30万レベルであればそういう仕入れでも
どうにかやっていけるかもしれませんが
本気で長期に稼ぎたいのであれば
その仕入れでは厳しくなるのは明白です。
仕入れられないという相談はいつも上位です。
コウへの相談で多いのも仕入れに関してです。
「うわべ」の仕入れではそうなるでしょう。
でもブログでも「生仕入を実践」してますが
それでも利益が取れる商品もあります。
でもそういう商品はみんな取り合いになります。
みんなが群がります。
同業者を蹴散らして誰よりも早く
その商品をGETしなければいけませんよね？
ツールを使ったり、張り付いたり
いろいろ駆使しながら商品をGETしているはず。
毎日毎日そんな仕入れをしますか？
しんどいでしょ？
そして世の中のカメラ転売スクールでは
「うわべ」だけの仕入れしか教えてくれません。
だいたいヤフオクで仕入れろとか
メルカリで仕入れなさい的な事しか
言わないですよね？違います？
コウの生徒さんの中に数ヶ月前まで
他の高額スクールに入っていた人がいます。
やはり高額なスクールに入ったとしても
より具体的な仕入れ方法、場所などは
決して教えてもらえません。
とりあえずドンドン仕入れてガシガシ出品しろと。
そんなレベルでしか指導しません。
それが現実です。
もちろん量をこなすことは大事ですよ。
最近のブログにも書きましたが。
量をこなしてこそ見えてくる事があるので。
でもそれしか言わないスクールもあるわけです。
表題から若干それましたが
要は「うわべ」だけの仕入れでは
長期的かつ安定的に稼げないという事です。
さらに下に潜らないと。
そいうい視点を持って努力し行動する事です。
それだけで仕入れは変わります。
で、みなさんが仕入れているカメラ屋さん。
カメラ屋さんってどこから仕入れているか
知ってますか？
買取をしているカメラ屋さんは
自分の店の買取が仕入れになりますよね。
じゃあ買取があまりないカメラ屋さんって
どうしてると思います？
もちろん買取を増やす為の努力はしていますよ。
それでも買取が無くモノが無い状態になったら
どうしていると思います？
他のカメラ屋から仕入れてるんです。
業者間交換会とか
業者間のオークションとかもありますね。
そうです。同業者間で売り買いしています。
最近カメラ屋さんも数年前に比べると
モノがないモノがないと言ってます。
でもモノが集中する「場所」ってあるんです。
全国に中古カメラ屋さんはたくさんありますが
その中でも在庫が集中する場所があるんです。
在庫を多く持っている「場所」が
例えばとあるカメラ市にその在庫を提供していたり
地方の小さな中古カメラ催事にカメラを提供したり
業者のオークションに提供していたりしています。
その「場所」は東北にもあるし
関東圏にもあるし関西にもあるし
中四国にもあります。
こういうポイントを押さえれば
仕入れって楽になると思いませんか？
コウは中四国のカメラ市に行った事があります。
そのカメラ市には業者として参加しました。
すると新宿にあるカメラ屋が参加してました。
過去にコウもよく仕入れていたカメラ屋です。
そんなカメラ屋が中四国の小さなカメラ市に
仕入れに来ていたんです。
へーそうなんだ。
やっぱり店も努力して仕入れているんだなと
思いましたね。
その店は買取もしているんですよ。
でもそれでもここまで仕入れにきているんです。
かの有名な中野のカメラ店も実は
〇〇〇〇からカメラを提供してもらっています。
もちろん店頭での買取もしています。
でも他でも仕入れているのです。
ではその〇〇〇〇はどこから
カメラを入手しているのでしょうか？
このように順番に辿っていくと
行き着くところにカメラはあるのです。
質屋を押さえている某カメラ屋も存在します。
質屋からカメラが入ってくるんです。
ほんとの話ですよ。笑
今後のカメラ転売は仕入れに関しては
このような思考が必ず必要だと思ってます。
要は普通に仕入れていたのでは今後
生き残っていけないし勝てないという事です。
どこをどのように攻めればよいか
コウは全てを教えています。
自分だけの強力な仕入先を持てるのが理想です。
その理想を現実化する具体的な指導もしています。
分かってしまうと
それは特に何も難しい事ではないのです。
聞けば普通の事なんです。
ビジネスにおける基本です。
でもそんな仕入れ方法を実践してる転売ヤーは
なぜか殆どいませんし聞きません。
町のカメラ店でさえ
仕入れに関してはいろんな努力を重ねています。
僕らは転売ヤーですし業者ではありません。
しかし業者並の努力をすべきだと思いますし
可能なら業者になるべきだし
それ以上も目指すべき時期だと思います。
コウは過去にカメラ転売に関して
ある人に相談したことがありました。
今でも桁違いにめ～っちゃ稼いでる人です。
その時に言われた一言は忘れません。
「全てをやりきりましたか？」
そう言われました。
あれ？俺ってやりきったかな？
カメラ転売で稼いではいるけど
やりきったと言えるか？
いや、まったくやりきってないな。と
それから何かあるたびに
自分に問いかけるんです。
「おれ、これに関してやりきったか？」
いや、まだやりきってねーなー
いや、まだだなー
考えたらこういう方法もあるなー
こんな感じで考えた時に
新たな発想とかが出てきたりするんです。笑
転売って基本仕入れを制すれば勝ちですからね。
業者になっちゃえば
転売ヤーじゃなくなりますけどね。笑
そんな発想もありかなと思いますよ。
話が行ったり来たりしましたが
カメラ屋もいろんなルートで仕入れています。
僕らはそれ以上に頭使って努力すべきなんです。
コウはそう思います。
あなたの転売ライフの
ヒントになれば幸いです。
