最近は毎日のようにコンサル生に指導をしています。
コンサル生自身も学ぶ事があると思うのですが
実はコウ自身もとても学ぶ事が多いのです。
そんなちょっとした気づきを皆さんにもシェアできればなと思いました。
東京からほぼ毎週コウの事務所まで来てるOさん。
コウと同じく既婚で同年代です。
彼は今までデジタルカメラのみをAmazonで販売していました。
数百万を売り上げているトップセラーです。
Amazonは利益率が低く10%前後。
数年後に消費税8%を払う事になれば利益なんてほとんど無くなると。
コウに直接メールしてきて、即スカイプでお話し、
コウの住む街まで足を運んできました。
どうしても話が聞きたいと。
茶店で3時間話しましたね。笑
いや、4時間くらいかな。笑
その彼から聞いて少し驚いたのですが東京でカメラを仕入れる時に
殆ど値引き交渉をしないと言うんです。
お店が提示しているそのままの価格で買っていると言うのです。
え?!ほんまですか?
関西人には考えられません。
「値引きなんて挨拶のようなもの」なので。
コウは母親に教えられましたね。笑
今でも覚えているのですが
コウが高校生の時に母親と一緒に洋服の青山に行ったんです。
洋服の青山って普通でも結構やすいですよね。
でもコウの母親はそこからさらにえぐいくらい値引きさせるのです。
定員が泣きそうな顔をしてるのに普通にさらにそこから値引きさせます。
定員が「もうこれで勘弁してください」と言っているのに
「じゃぁ、あと靴下3足とネクタイつけてな」と。
こっちも引きつるくらいです。もうええで。と言いたくなります。
でもよくよく考えたら
母親はどこまで値引きできるのかをある程度知っていたのだと思います。
だから結果的にはその価格で見事値引きできるのです。
定員さんも「もう、お母さんには負けますわ~」ってなるんです。
最後には笑いながら定員と話してますから。
喧嘩にならないちょうど良いラインを感覚的に知っているのだと思います。
関西の人は多分、結構値引きは当たり前な文化なんです。
でもOさんいわく、東京ではほとんど値引き交渉しませんね。と言うんです。
それはもったいない!
必ず値引きできるので、1度交渉してみてください。
多分1割くらいは普通に値引き可能ですよ。と。
早速、いつも仕入れているお店で言ってみたところ
普通に値引きしてくれました。と。
そうです。普通に値引きしてくれるんです。
それからというものOさんは
事あるごとに値引き交渉をしました。
その結果、Amazonの利益率が5%ほど伸びたようです。笑
そういう事です。
ま、対人が苦手な人もいますよね。
人と交渉するのが苦手な人で得意じゃない人も。
でも商売するにあたっては値引き交渉は必ず必要です。
これって結構大事なスキルになるかと思うんです。
こっちも譲歩するからあなたもこれくらいは譲歩してね。
これって普通ですよね。
仕入れで交渉しないなんてあり得ません。
100円でも下げる努力が必要です。
これからのOさんが楽しみです。