カメラ転売は今でも稼げるのか。
カメラ転売はもう飽和してるとか聞いたりするが実際のところはどうなのか。
ヤフオクなど国内、ebayなどの海外でも稼げるのか。
初心者が今から参入しても普通に稼げるものなのか?
② カメラ転売で稼ぐためのポイント、細かいノウハウを知る事ができる。
③ カメラ転売で失敗しないための超重要なポイントを知る事ができる。
この記事では初心者がなるべくリスクを負わずにカメラ転売で月10万円を稼ぐ方法について解説します。
カメラ転売は稼ぎやすいと聞いたり、もう飽和して厳しいという話もあったりします。
コウのコンサル生の実際の数字なども交えて解説していきます。
目次
カメラ転売が今でも稼ぐ、稼げる理由は?
カメラ転売は今から参入しても稼げないと思ってる人もいると思います。
結論から言いますと「今からでも全然稼げます」。断言します。
ただし、「しっかり稼げる方法で実践した場合だけ」です。
稼げない方法で実践しても稼げないのは当たり前です。稼げる方法を実践すれば稼げます。
コウが考えるのは1人でカメラで稼げるのはだいたい月収100万までと考えています。
なぜ今からでも稼げるのか。その理由についてお話しますね。
中古のデジタル、フィルムカメラは世界中に需要がある
新品のデジタルカメラ市場は日本メーカーが実に9割を占めています。
世界の中古カメラ市場に関しては古くは80年以上前のカメラから現在にいたるまで様々なカメラが存在します。
デジタルからフィルムカメラまで。
フィルムカメラに関してはもう生産されていない為、年々その価値は高まっています。
もう絵画のような資産価値を持っていると言っても良いと思います。もう骨董品レベルですね。
カメラ愛好家は世界中に存在しますし、そのマニアックぶりは目を見張るものがあります。
濃いマニアック層、オタク層が存在するのもこのカメラカテゴリーの特徴でしょう。
ニコンは昨年創業100年を迎えた「100年企業」なのです。
日本のカメラは世界中で人気が非常に高い
日本のデジタルカメラの世界シェアは何と90%以上。
特にキヤノンに関しては「レンズ交換式デジタルカメラ市場では17年連続世界シェアNo1」なのです。
https://global.canon/ja/news/2020/20200326.html
https://www.bcnretail.com/market/detail/20180408_57359.html
カメラの各部門の世界シェアも最近発表されましたね。
もうキヤノンは断トツですよね。下記を確認してみてください。
http://a-graph.jp/2020/01/15/42087
上記のいくつかの統計を見るだけでも日本の光学産業の独占度合いが分かると思います。
それだけ世界から指示されているのです。カメラと言えばキヤノン、ニコン、ソニーなのです。
ここ近年10年のカメラ業界の流れは下記の記事が分かりやすいと思います。
iphoneの登場によりカメラ業界の苦悩と変革の10年だったと思います。
http://a-graph.jp/2019/12/08/41681
フィルムカメラは希少性が高く高額で取引され、相場価格は5年前の2-3倍近く上昇
殆どのフィルムカメラは既に生産を終了しています。
もう世界中には今現存しているフィルムカメラが存在するだけです。
そういう意味でもフィルムカメラには限りがあるので希少価値は高いというのは理解できると思います。
日本でも数年前には「カメラ女子」「カメラ男子」などの言葉が流行るくらいブームになりました。
実際にフィルムカメラの魅力が世界で再燃しています。富士フィルムの「チェキ」は一大ブームを巻き起こしましたね。
海外物販サイトのebayでは日本のセラーから海外のバイヤーがカメラを購入するのですが
実はデジタルカメラよりフィルムカメラをより多く日本人から購入してるのです。
下記の画像をクリックしてその数字を確認してください。
これはテラピークの1か月の販売額です。コウが作成しました。
カメラ全体の販売額の55%はフィルムカメラなのです。
世界中のフィルムカメラ好きのマニアは日本人から購入しているのです。
そしてこのフィルムカメラの中古相場は激しく年々上昇しています。
5年前のカメラが3万円で購入できましたが、今では6万円代です。
今からさらに5年後にはいくらになっているでしょう?
それくらい希少価値が高いのがフィルムカメラなのです。
なのでオークションとか海外のebay、Amazonに出品すると高額で購入されるのです。
レアな商品でかつ綺麗で発売当時の箱、付属品など揃っている商品の価格は青天井です。
「欲しい人がその価格を決める」のでほぼ相場はあって無いようなものになります。
世界のカメラメーカーの殆どが「日本」
世界のカメラメーカーは殆どは日本メーカーです。これ、意外と知らない人も多いんです。
キヤノン、ニコン、ペンタックス、富士フィルム、ソニー、パナソニック、オリンパス、シグマ、タムロン、コンタックス、マミヤ、ブロニカなどなど
海外で言えばライカ、ツァイス、ハッセルブラッド、コダックくらいでしょうか。
今はもう無くなってしまったメーカーもありますが。吸収されたり合併されたりで。
中古カメラ商品が豊富、付属品、部品類の在庫も豊富
カメラメーカーの殆どが日本のメーカーということは中古商品の物量もやはり日本に多く存在します。
キヤノン、ニコンなどの支店はアメリカ、ヨーロッパなどにも存在します。
そしてサービスセンターなども海外にも存在します。
しかし日本ほどサービスは充実していませんし支店の数も少ないです。
国にもよりますが数か所しかない場合もあります。
そして何よりカメラ、レンズの付属品の数で言えば圧倒的に日本に物量が多いです。
特にフィルムカメラなどの付属品とか修理に必要な部品などもやはり海外と比べると日本が多いのは明白です。
こういった「地の利」があるのでカメラ転売は稼げる可能性が高いのです。
なのでフィルムカメラのちょっとした付属品なんかは海外には殆ど無いのです。
だからebayなどで少々高くても、そして関税を払ってまで購入するのです。
それくらい海外には特にフィルムカメラの付属品、部品はありません。
日本の在庫は状態の良い物が比較的多い
これは日本の国民性によるものですが「モノが綺麗」なのです。
海外のマニアに比べても日本のマニアのレベルは半端ありません。
同じカメラでも観賞用と撮影用の2つを購入するくらいですから。しかも大変大切に使います。
中古市場に出てきてもとても綺麗な状態で出てくるケースが大変多いです。そして付属品もそのままという商品も。
こういう日本人の気質面からも日本でのカメラ転売は有利なのです。
ニセモノが少なく、利益単価が高い
グッチなどのブランドものの場合は問題になってますがニセモノが蔓延しています。
特に中国ではニセモノの中でもランクが付いているのです。ニセモノにランク付けですよ。笑
中国は本当にパクり文化です。それが当たり前です。
生産に必要な製造技術が高いので簡単に再現はできず類似品すら作れない
日本が誇る光学製品に関しては簡単に真似ができないのです。
1つのレンズの中には6~10枚のいろんなレンズが入っていて、そのレンズの組み合わせと緻密に屈折率などを計算して製造しています。
1つのカメラ、レンズを開発するのに数年の時間を費やしているのです。超精密機械なのでそう簡単に盗めないですよね。
カメラ、レンズに関しては本当に偽物というのが殆ど存在しません。
日本のカメラメーカーは創業してから半世紀以上経つ会社が殆どです。
ニコンは100年です。そんな企業の技術を簡単には真似ができません。
他の転売、せどりに比べて平均利益単価が非常に高い
これはよく言われることですがカメラ転売のメリットは利益単価が高いという点です。
1個5,000円は普通です。1万円でもさほど驚かない利益単価です。
コウは高額商品をメインにしていたので平均出品単価$800、1個の利益20,000円~30,000円でした。
100個出品した事が殆どありませんでした。多くて80個くらいの出品で月100万以上稼いでました。
コウも中国輸出を経験したのでよく分かります。利益単価500円と5,000円では10倍の差です。
資金も潤沢にあってバイトも何人も雇ってしっかりとした体制が整っていれば薄利多売でも良いでしょう。
しかし1人スタートのビジネスです。薄利多売では時間がいくらあっても足りません。
しかしとは言いつつもカメラ転売は王道のカメラ、レンズだけではなく
低額商品の付属品をメインで転売する事も十分可能なのです。さすがに数百円の利益単価ではキツいですよね。
利益単価で言えば2,000~3,000円です。これくらいあれば20~30個売れば利益5~10万ほどにはなります。
資金が少なければ低額商品から始めれば良いのです。そういう方法もあるのです。
日本のカメラという商材は本当に優秀です。
低額商品から100万円以上する高額商品まで様々な商品で様々な稼ぎ方が可能なのです。
カメラ転売で月10万以上稼ぐための準備
カメラで月利益30万を稼ぐためにはそれだけ売る必要があります。
1個売るのにも仕入る必要がありますよね。カメラは仕入単価が高額です。稼いでいるカメラセラーの平均仕入単価は2~5万です。
これを初めからできない方も多いですよね。それだけ仕入資金が必要という事になるので。
資金30万くらいからまずは月に10万円稼げるようになった後で、次のステップに進めばよいのです。
どのプラットフォームに出品して稼ぐのかを決める
大きくは国内か海外に出品するかを決める事です。
要はヤフオク、メルカリなのか、ebayなのか。
国内でも海外でもどちらもメリット、デメリットがありますよね。
自分のライフスタイルとかやり易さとかで決めても良いかと思います。
ヤフオク、メルカリなどの国内プラットフォーム
メルカリの快進撃は凄いですよね。
2018年夏に利用者数でヤフオクを超えましたよね。
メルカリは2019年4月で2,216万人。
ヤフオクは2018年10月で1,500万人。
統計の時期の差は半年ありますがもう利用者数で言えばメルカリって事です。
手数料はどうなのか。
メルカリは10%、ヤフオクも非会員は10%(プレミア会員なら8.8%)でほぼ同じですね。
しかし販売者側の立場で考えた時にどちらがより稼ぎやすいのかですよね。
ただ、メルカリはあくまで個人を対象にしているフリマです。数年前に業者が一斉に締め出されましたよね。
メルカリで使えた一括販売ツールも使えなくなったりで。メルカリは業者とか法人はそもそも出品してはいけません。
規約に反するのです。あくまで個人です。この点が気になりますよね。
いつ「あなたが出品する量とか頻度は個人ではないですよね?完全に事業主か法人ですよね?」と、
業者として特定されて締め出される可能性はヤフオクより高いと思います。リスクは少し高いかと。
ヤフオクの場合はリサイクルショップなど法人も全然OKです。規約上まったくOKです。
なので思いっきり出品できるわけですね。
またメルカリは「交渉が当たり前」なので安く買われる可能性は高いです。
ヤフオクの場合ももちろん安いという傾向はありますが対処法はあるわけです。
そう考えるとどうなんでしょうか。
こういういろんな視点で考えて、様々なリスクを承知で参入すべきでしょうね。
そして国内は消費税10%を支払う事になります。年間の課税売上高が1,000万円以上であれば対象です。
年間1,000万という事は月に約83.3万円です。月100万の売上はカメラであればすぐです。
10万の商品を10個売ればもう100万ですから。
ただ、2年間は消費税を払う必要がないという猶予があるのでその期間はOKですけど。
ebayなどの海外プラットフォーム
海外で出品するメリットは何と言っても「消費税の還付」でしょうね。
還付10%はめちゃくちゃ大きいです。月300万仕入れてれば月30万円の還付で、年間360万円ですよ。
もう融資なみの威力がありますよね。
ただしドル円相場によって利益額は大きく変動します。為替の影響をもろに受けるという事です。
1ドル100円を切ると厳しくなり逆に輸入した方が良いかもしれません。
為替のデメリットもあるのです。
しかし為替も円安で消費税も還付されるとなると2倍でボーナスですよね。
ebayに関して言えば基本はアメリカのebayに出品します。
世界の1.6億人が利用していてセラーだけで2,500万人です。単純にヤフオクの10倍以上ですね。
しかもebayアメリカに出品するだけで基本的に稼げます。
しかしebayは世界30か国以上に展開しています。ですので横展開も全然ありなのです。
最近は同時出品ツールなども利用できたりするので売上を2倍3倍上げられる方法なども存在します。
ebayは何より「英語の壁」、「返品、クレーム対応が面倒」などデメリットもありますよね。
慣れれば特に何ともないのですが。初めは抵抗があってしかりでしょうね。
しかしカメラファンは海外にめちゃくちゃいますから需要は海外の方が高いと思います。
日本のカメラを売るなら海外かなと個人的には思いますね。
プラットフォームに掲載する写真撮影の準備
国内、海外どちらも出品する際に「写真」は必要です。
この「写真」というのは売上を大きく左右します。写真が下手だと本当に売れません。
写真をいかに上手に撮影するかは必須のスキルです。
出品商品の撮影ブースを作る、撮影機材を購入する
Amazonなどで様々な「撮影ブース」が販売されてます。
小さ目のレンズとか付属品などを販売するならそこまで大きなブースは必要ありません。
これくらいあれば十分だと思います。
カメラを掃除、検品するための道具を購入する
カメラ転売でまずは10万円をめざす上で最低限必要な「道具」をご紹介します。
とりあえずこれがあれば始められるという感じです。
まずは下記の「道具」を揃えましょう。
キレイキレイ除菌ウェットシート(アルコールタイプ)
下記はAmazonのリンクなのですが、現在コロナの深刻化により価格が超~高騰しています。
30枚入り1個で2,500円です。
ほんの1週間前には30枚3個セットで550円くらいでした。
実はカメラ転売ヤーの間では長年有名だった「ミューズウエットクロス40枚入り」が残念なことに発売終了になったのです。
コウがカメラ転売を始めた10年前から販売していた皆に愛されたあのミューズが。。。悲しい。
ウエットクロス系をいくつか試し、キレイキレイがまだ使えるという結論です。
しかしながら効果はやはり「ミューズ」には勝てません。ミューズよ、戻ってきておくれ。
HAKUBAトレーシーニューソフト(レンズクリーナー)
こちらは2-3枚購入しとくべきですね。
いろんなレンズクリーナーを試しましたがこれが良かったですね。
「常に使う用」ともう1枚は「最後の仕上げ用」で。
マイクロファイバークロス
カメラ、レンズを清掃する時の布です。
これに関しては特に決まったものは無いです。しっかり拭ければOKですので。
普通の布よりマイクロファイバーの方が良いです。百均ショップで販売しているのでも全然Okです。
LEDライト
このLEDライトは確実に必要です。比較的使う頻度が高い「道具」です。
下記はダイソーの100円ショップで売っている「LEDスリムライト」です。
https://tarusagashi.com/slim-led-light
こんな感じのライトでOKです。
このライトの役割は「レンズの中の状態を照らして確認する」事です。
埃、くもり、カビ、キズ、バルサム切れの状態をこのライトで確認します。
ブロアー
ブロアーというのは下記リンクのようなものです。
要は埃を手動で吹き飛ばす「道具」です。
カメラ、レンズを清掃しているといろんなゴミ、埃が出てきます。それをこのブロアーで飛ばすのです。
写真撮影時にも小さい埃がカメラとかレンズに付着したりします。それをブロアーで飛ばします。
小さいタイプもあるのですが何度も「シュッシュ」しないとダメなので手が釣ります。笑
握力を鍛えたい人は小さいタイプのブロアーを購入してください。笑
大きいタイプのブロアーが確実に良いです。上記がやはりお勧めです。
商品発送時のダンボール、プチプチ、梱包材を準備する
通常の王道の平均仕入値2万~5万のかめら転売の場合は扱う商品も結構大きくなったりするので
ダンボールの大きさで言えば、60サイズ、80サイズ、100サイズの3種類があればOKでしょう。
付属品がメインのカメラ転売になれば、そこまで大きなダンボールは必要ありません。
60サイズとそれより小さいサイズのダンボールを選べばOKです。
下記のサイトは転売では有名な会社です。こちらで購入するのをオススメします。
ダンボールワン
https://www.notosiki.co.jp/
ダンボールショップ
https://danball.ocnk.net/
ダンボールショップの方が厚いので頑丈です。比較的重い商品であればダンボールショップが良いでしょう。
プチプチのおすすめは下記です。
川上産業はプチプチで有名ですよね。
ヤフーショッピングなら
https://bit.ly/3dHEhrI
楽天でポイントで購入なら
https://item.rakuten.co.jp/supplyshop/4512289103663/
あとテープなどはホームセンターなどで安価で販売しているものでもOKです。
商品の仕入資金を準備する
資金に関してはこちらで決められるものではないのでしっかり準備するという事です。
どれくらい準備する必要があるのか。
あればあるだけ仕入単価など調整できたりするので利益額が上がり、目標利益への到達スピードは間違いなく早くなります。
ただ100万も200万もすぐに用意できるわけありません。
ただ、カメラ転売に関しては有在庫という点もあるし商品自体が高額という点もあるので
通常のせどりとか転売よりも資金が必要になるという事はしっかり理解する必要があります。
ヤフオク、メルカリなど国内の場合
ヤフオクの場合はカードで回せるしカードで仕入をすれば実際の資金はそこまで必要ありません。
ただ、カードで回すと言ってもそれはお金と同じなので結局は返済する事になるのです。
支払いが1か月以上先延ばしになるだけでも助かるのは助かります。
月10万円稼ぐならカード枠が100万もあれば十分です。ヤフオクならすぐにでもスタート可能です。
カードで仕入れてポイントも貯まるので一石二鳥です。
キタムラ仕入に特化できればツタヤポイントは貯まりまくりです。
ツタヤポイントはヤフー系、ソフトバンク系、Paypay系なのでいろいろと繋がって利用できたりしますよね。
メルカリもヤフオクと殆ど同じパターンですね。
ただメルカリはいつ業者排除にまた動き出すか分からないので常にリスクはあると考えるべきです。
どっぷり漬かるのではなくすぐに身動き取れるようにフットワークを軽くしとくべきだと思います。
ebayなど海外の場合
ebayは国内のヤフオクと違ってオークション形式というのはあるにしても
取り消しなどが直ぐにできないしリスクが高いので全ての商品は即決価格のみです。
そうなると売れるまで資金は回収できません。いかにうまく利益を取りながら高回転させられるかがポイントになります。
ヤフオクの場合は1円スタートから始めて最悪仕入価格まで上がらなければ手数料を払って「取り消し」という方法もあります。
でもebayではそれは使えません。
ですのである程度の商品を出品する必要があるのです。
コウの今までの経験で言うなら最低でも50個出品しないと毎日売れません。
仕入値5,000円の商品を50個並べるだけでも25万必要になります。
ですのでebayで月10万円稼ぐために必要な資金はズバリ30万円です。
最低でもこれくらいの資金は確実に必要になってきます。準備するしかありません。
カメラ転売で月10万以上稼ぐための仕入れ方法
カメラ転売初心者はどこで仕入れるのが良いのか?
世の中のカメラコンサルでは一般的な仕入場所としてよく言うのが「ヤフオク」ですね。
ただ、ヤフオクは何度も言っている事なんですが目利きができないと火傷します。
良品、美品と出品されていてもジャンクとか不具合があったりします。
初心者レベルでは分からない不具合があったりするのです。そういう商品を平気で出品している人もいます。
国内、海外の相場を調べるツール
ヤフオク、メルカリなど国内の過去の相場を調べる無料ツールとしては
「オークフリー」が有名ですね。
https://aucfree.com/
無料で5年前の相場も調べられたりします。かなり重宝しますよね。ありがたい限りです。
ebayの過去相場に関しては今までは「テラピーク」というツールがあったのですが
ほんと数日前です。2020年4月1日から完全にebayストアの1つの機能としてしか利用できないようになりました。
要するにebayに登録して「ベーシックストア」以上で月に約$22払わないと使えない仕様になりました。
下記のような感じで使います。
このebay内の機能では1年間の過去相場が検索可能です。
無料で使えるのであればebayの「アドバンスドサーチ」から検索可能です。
この機能は過去3か月の過去相場しか見れないですが、初めはこれで十分かと思います。
このアドバンスドサーチはebayのトップページの右上に表示されています。
そこをクリックして検索条件を入れると表示されます。下記のようなページです。
どこで仕入れるのか?
出品場所がヤフオクであろうがebayだろうが仕入れる場所は同じです。
初心者の場合、中古カメラ屋で仕入れる方が安全でリスクが低いです。あるいはちゃんと保証が付いているリサイクルショップですね。
なぜかと言うと検品済みだという点が1つ、そして保証期間が付いているという点です。
初心者は上記2点でかなりリスクを回避できますので。
下記の2サイトのカメラから仕入れるのが安全ですね。
カメラファン
https://camerafan.jp/
実際に生仕入れを見せますね。どうやって相場を考えてどう仕入れれば良いのか。
下記の動画をみてください。
メルマガに登録していただければ計算表をプレゼントします。連絡ください。即送りますので。
どの価格帯を狙うのか?
これは正直、仕入資金から逆算で計算します。
例えば仕入資金が30万ある場合だと、ヤフオクでもebayでも最低30~40個は商品を並べる必要があります。
平均仕入値が1万円なら30個並べられます。5,000円なら60個、6,000円ならちょうど50個出品可能ですね。
毎日売るためには30個では厳しいかと。やはり50個は欲しいですね。とうなると平均仕入単価は6,000円です。
平均なので仕入単価3万円のを購入してもOKです。
ただ、付属品で数千円の商品もその分仕入れて、仕入単価を6,000円に合わせて調整していくという感じです。
月利益10万を目指すなら仕入値6,000でebayなら売値$120ほどでおおよそ利益3,500円くらいになります。
ヤフオクの場合だと売値11,000円ほどで利益3,500円くらいでしょうか。
1日3,500円の利益で月に105,000円です。
カメラ転売で月10万以上稼ぐための検品&出品方法
検品は大事です。動作に不具合があれば返品されますからね。
特に海外輸出のebayに関しては返品になれば返送されるまでも時間がかかったりするので、時間と手間がかかります。
それを避けるためにもしっかり検品する事は大事です。
どのように検品すれば良いのか?
検品に関してはまずは下記の基本項目を押さえてください。
■ しっかり動作するかどうか。
ー AFレンズならカメラに装着してAFが動作していてピント機能に問題はないかどうか。
ー カメラの場合なら電池をいれて動作が問題がないかを確認する。(フィルムカメラの場合シャッタースピードの確認は必須)
ー 付属品の場合ならその付属品の主な機能に問題がないかどうか。
■ 外観のキズなどの様態をチェックする事。
ー 大きな目立つキズはないか、当たり、凹みは無いか、ひび割れとか欠けは無いかを確認
■ レンズの場合はLEDライトを照らして中の状態を確認する事
ー 埃、くもり、カビ、キズ、バルサム切れの状態を確認する
基本的には上記の3点を抑えればOkかと思います。
ebayに関する検品&出品に関しては下記の記事に具体的に書いています。
出品の手順は?
最近ではいろんな出品ツールが登場しています。ヤフオクもebayも。
普通に出品するよりもそういうツールを使えば効率的な出品が可能です。
特に無在庫の場合は最低でも1,000個くらいは出品しないと稼げないのでツールを利用しているセラーが多いです。
有在庫の場合でもツールを利用してる方もいます。基本は自分で普通に出品すればOKです。
ツールを利用するにもお金がかかるので。
具体的な出品手順は下記をご覧ください。
ヤフオクの場合とかだとオークファンの「簡単出品ツール」が結構便利です。
https://tools.aucfan.com/selling/item/category
ebayの出品ツールも多く存在しますがその中でもオススメは「オークタウン」です。
https://global.auctown.jp/
上記も結構便利ですね。
カメラ転売で月10万以上稼ぐための具体的な作戦(ebayの場合)
ebayでは定期的に稼ぐための資金として30万円が必要だという話をしました。
国内のヤフオクなどであればカードで仕入れるという事も可能ですが、ebayでカード仕入はリスクが高いです。
1か月以内で売り切れるという保証はどこにもないからです。
ただ、カードと現金をうまく組み合わせて仕入れるという事は可能かと思います。
仕入ターゲットは仕入値2,000円~10,000円の付属品
カメラ転売はメインのカメラとかレンズでなくても利益が取れます。それが「カメラの付属品」です。
付属品も結構な種類があるので利益は2,000円~3,000円取れます。10,000円以上取れる付属品もあります。
利益額は少ないが利益率は高めになりますね。
なぜ月10万稼ぐ為にはカメラの付属品が良いのか。
それは「機能が少ないので検品がほぼ必要ない」「軽く小さいので送料もかからず送るのも楽」
「写真撮影もそこまで神経を使わない」「返品が少なく輸送時の事故もほぼ無い」など結構なメリットがあるからなのです。
出品個数と価格について
ebayにはリミット制度という独自な仕組みがあります。
大事なのはこれは何度も言っているのですが「ebayに好かれる事」です。
ebayに好かれないとコンスタントに売れません。これは間違いないです。
ですので、ebayに好かれるような出品、売り方をしないと効率的に売れていかないのです。
出品個数について
毎日1個売れるようにするにはある程度の出品数は確実に必要です。その目安は50個です。
50個ほど出品すれば定期的に売れるための準備は整ったと言えます。
10個、20個でタイミングよく売れたりしますが利益を取りながら毎日売れる事はほぼ無いです。
ここで大事なのは「毎日出品する」という事です。1日1個で良いので毎日出品する事です。
ebayでは毎日の出品数というのは確実にチェックされていると思ってください。
人間がチェックしているのではなくebayのBotが自動でいろいろ判断しているのです。
いくつ出品しているのかは確実にebayのSEOに影響してきます。
まとめて1日に10個出品するなら3日~5日に分けて出品する方がメリットが大きいのです。
価格設定について
「毎日出品する」のと同じくらい大事なのが「毎日売る」という事です。
要は「毎日何か売れるようにする」=「利益がトントンでも良い」から。
トントンにして利益はいつ取るの?って思いますが、ebay参入の2-3カ月は「毎日出品、毎日売る」これを徹底する事がとても大事になります。
要は「地ならし」です。利益は後から確実に付いてきますので。
この「毎日出品、毎日販売」の威力は思っている以上にとてもかなり強力です。
目安としては「消費税還付分で利益が出るくらい」でOKかと思います。
仕入をメーカー、商品カテゴリーで絞る
最初は付属品と言っても何を仕入れれば良いか分かりませんよね?
なのでここでは仕入れるメーカーとカテゴリーを指定します。
仕入れるべきメーカーを絞る
仕入れる付属品の考え方は「人気があった、あるカメラ、レンズの付属品」と考えてください。
特に中判カメラの付属品は人気があり利益も取れます。
昔人気が爆発していたカメラとかレンズの付属品はよく売れます。需要があるという事ですね。
メーカで言えば、まずは100年企業の「ニコン」ですね。
そして中判カメラメーカーの「ペンタックス」「マミヤ」「富士フィルム」「コンタックス」「ハッセルブラッド」ですね。
そして「ライカ」「ミノルタ」「ブロニカ」も付け加えます。
上記のメーカーの付属品は人気メーカーですね。
仕入れるべき商品カテゴリーを絞る
メーカーが分かっても具体的にどんな商品なのか分からないとイメージできませんよね。
詳細な商品カテゴリーを言いますね。
■ ストラップ :人気フィルムカメラのストラップなどは重要がありますね。
■ Extension Tube(エクステンションチューブ)、アダプター :上記メーカで検索してみてください。いろいろあります。
■ レンズキャップ、ボディーキャップ、レンズフード、フィルター :NikonのF2のボディーキャップなんかは5,000円以上するのもあります。
■ スクリーン、ファインダー :ハッセルブラッドのスクリーンは中古でも2万円したりします。
■ フィルムバック、バッテリーグリップ :ブロニカのフィルムバックなどは意外と足が早いです。
上記カテゴリーの商品は結構売れます。しかも意外と安く仕入れられたりします。
カメラ転売で10万円以上稼ぐための「まとめ」
■カメラが後発組でもなぜ稼げるのか?
そもそも世界中でカメラという商品は重要があり、カメラメーカーの9割以上の日本という地の利、
そしてカメラという商品の特性でニセモノが少なく利益単価が高いという点。
■カメラで稼ぐための準備
国内なのか海外を主に出品するのか、そして写真撮影と検品、掃除道具など、発送時の梱包材の準備
そして何より仕入資金の確保ですね。
■カメラの仕入れ、検品と出品をどうするのか
どれくらいの価格帯の商品をどこで仕入れれば良いのか。
検品はどうすればよいのか、どのように出品すればよいのか。
■カメラで月10万円稼ぐための具体的な作戦について
この流れに少しプラスアルファーすれば大きく間違える事はありません。
方向性を間違えると稼げなくなるので方向性はかなり大事になります。
下記の記事なども参考にしていただきながらさらに深堀してみてください。
■【保存版】中古カメラの転売(ebay)で驚くほど売れる超実践的な12のポイント
■【保存版】カメラ 転売(せどり&ebay)で稼げる回転の速い商品5選と仕入のコツを公開