今日はNikonの話をします。
その前に、コウが運営してる約70名が在籍中の人気のラジオサロンを紹介します。
コウとchatworkでつながり質問し放題なので「プチコンサル状態」です。
700以上のカメラコンテンツが聞き放題です。1度覗いてみてください。
https://stand.fm/channels/5fa690a7ae8f0429977d11b3
動画で記事の説明を視聴したい方は下記からどうぞ。
ニコンだけじゃなく全てのカメラとレンズにはシリアル番号(製造番号)が必ずあります。
ニコンのレンズならこんな感じで。
実はニコンの場合はこのシリアル番号ひとつでいろんな事が分かったりするんです。
下記のサイトを見て下さい。
このサイトは海外のサイトですが、ニコンのカメラ、レンズ共に事細かく書かれています。
ほぼ合っていると思いますが完璧ではないので利用する時は自己責任でお願いしますね。
下記のページは日本人が作ったページですがこちらもかなり参考になります。
ニコンのレンズの詳細が分かります。
コウも初期の頃はよくこのサイトを参考にしてました。
1999年までのレンズはデジタル、マニュアルレンズ共にほぼ全て網羅しています。
発売時期と発売年月が記載されてるので便利でした。
これを知っていてどういう時に役に立つのかと言うと「質問」ですね。
ebayで結構マニアックな質問をしてくるバイヤーはいますよね?
「このカメラの製造年月はいつですか?」とか「このレンズはどこで製造されましたか?」とか
おおよそでも良いのでこのサイトを参考に答えてあげれば良いのです。
「おっ!このセラーはなかなか知っているな」と思われますよね。
例えば、「AF-S Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G VR IF-ED」というレンズ。
製造番号によって描写性能が違うと言われていたりするのです。
上記の英語のページで調べてみてください。
2003年から2010年まで生産されているようですが製造番号によって3世代に分かれているらしいのです。
① シリアル 200001~ 2003年3月~2005年 日本製
② シリアル 400001~ 2006年~2007年 日本製
③ シリアル 5000001~ 2008年~2010年 タイ製
それで、描写性能が良いとマニアの中で言われているのが③のタイ製なのです。
しかもいきなり500万番台になってますね。桁が違うという事のようです。
こういう事を知っておくと仕入れる時に違うますよね? そしてこれは「マニアに通づる」のです。笑
ではもう1本、「AF-S DX Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」というレンズ。
こちらもシリアル番号によって描写性能が違うと言われています。
しかもいわゆる前期と後期で20g重さが違うんです。後期の方が軽いのです。
前期は485g、後期は465gです。
① シリアル 200001~ 2003年~2005年 日本製
② シリアル 300001~ 2006年以降 日本製
こういうのって普通は絶対知らないですよね? 多分使う人さえ知らない情報かもしれませんね。
レンズとかカメラによってはマニアックなエピソードだったり特徴ががあったりするんです。
製造番号何番までのは故障しやすいとか。
長くカメラをやっているとこういう詳細な事が分かったりします。
こういう少しの情報の差が意外と差別化につながったりします。
あとこのページも参考になるかと思います。
「ニッコール千夜一夜物語」です。ニコン製品の物語です。
開発者の想いだとか開発時の苦労とか誕生秘話とかを全72話で紹介しています。
ここに出てくるカメラ、レンズは基本的にベストセラーで当時の開発の限界を突破してきた商品ばかりです。
なのでここの72製品は押さえておくべき商品だと言えるでしょう。
こういう物語を知っているとカメラの店主とお話しの時の「ネタ」になるんです。
やはり人って物語に引き込まれていきますから。
「この人ってカメラの事めっちゃ知ってる人なんだな」とか
「このレンズにかなりの思い入れがあるんだな」とか
好印象を与えられますし「専門家」「マニアック」という目で見られるようになりますよね。
「権威性」を高めるためだけにこのページを利用しろと言っているわけではないのですが
ここに登場する「72の物語」は覚えとくと得をする事しかないです。間違いありません。
コウもここの物語を話す事で相手を引き込んで値引き交渉を有利に進めた事がありましたから。
特にコウが好きなのは第36話の「伝説のレンズ」ですね。そのレンズが「Nikkor P・C 8.5cm F/2」です。
1950年当時のレンズですよ。もう今から70年も前のレンズです。
このレンズは「ニコンを世界に知らしめたレンズ」と言われています。
当時世界で有名な雑誌、「LIFE」誌の専属カメラマンであるデビッド・ダグラス・ダンカン氏がたまたま
日本の友人の写真家、三木淳氏の家に遊びに来ていてこの「Nikkor P・C 8.5cm F/2」レンズで
ダンカン氏のスナップ写真を撮ったんです。
後日その写真を引き伸ばしてみせたところ、びっくりして当時のニコンの大井工場まで飛んできたらしいです。
それからダンカン氏はニッコールレンズで朝鮮戦争の最前線の素晴らしい写真などを次々とLIFE誌に掲載したのです。
これで一気に世界的に「ニコン」の名が有名になったと言います。
開発者で言うなら「Nikon Ai 55mm f/2.8 マイクロレンズ」の濱西芳徳氏が好きですね。
この方、AF80-200mmシリーズも開発された方です。第25、26話です。珍しく前編後編がある物語なんです。
すいません。どんどん話がマニアックになっていきますよね。笑
でもマニアの人はこういう話がめちゃくちゃ好きなんですよ。
こういうちょっとした物語を知る事はビジネスに有利に働きます。
時間がある時で良いのでぜひ読んで、今後の「ネタ」にしてみてください。
コウは過去にヤフオクに出品する時に結構このようなサイトを参考にして出品文章を考えてましたね。
ebayではそこまでの説明は必要ありませんが読むだけで「熱」が伝わってきます。
製造番号に関してはキヤノンにも同じことが言えます。
キヤノン製品に関しては下記の記事を参考にしてみてください。
コウが運営してる約70名が在籍中の人気のラジオサロンを紹介します。
コウとchatworkでつながり質問し放題なので「プチコンサル状態」です。
700以上のカメラコンテンツが聞き放題です。1度覗いてみてください。
https://stand.fm/channels/5fa690a7ae8f0429977d11b3